浜松市 浜松文芸館(公益財団法人 浜松市文化振興財団)

私のまちの文芸世界

フィールドワーク協力事業者
公益財団法人浜松市文化振興財団 浜松文芸館

フィールド担当教員【専門領域】
占部 史人 (現代美術)
立花 由美子(人文学 ・ 芸術学)

 浜松文芸館は、浜松市出身の俳人、作家らの功績を市民に伝えるとともに、市民の趣味、教養の向上を図る文化施設である。しかし、近年の「文芸離れ」「活字離れ」の中で、若者たちの浜松文芸館への関心は決して高くない。浜松文芸館の魅力を若者たちに伝えるにはどうすればいいのか、この課題の解決に向けてフィールドワークに取り組んでいる。
 これまでの活動では、アンケート調査を実施したうえで浜松文芸館の新しいポスターとチラシを作成した。完成したポスターやチラシは、浜松市文化振興財団や観光案内所、クリエート浜松等で配布されてる。
 2019年度は、高校生を対象とした合作俳句のイベントや小学生を対象とした物語創作のイベントを企画、運営し、さらに来場者を増やすべく、クリエート浜松1階の一部スペースを使用して、俳句を取り入れた体験型の紹介ブースを作成、設置した。こうした活動を通して施設の活性化を図りながら、浜松文芸館と地域の若者を繋ぐ活動を進めている。

2019年度フィールドワーク活動報告動画

活動紹介

2018/07/15

ワークショップ開催のためのうちあわせ

こんにちは!浜松文芸館です。 今回のフィールドワークでは、8月に行われる2種類のワークショップについての話し合い及び、当日運営の流れを全体で共有する時間となりました。 浜松文芸館の館長 下石様にご意見をいただきながら、2年生が行うワークショップと3年生が行うワークショップについて内容に関して、どこか不明な点や疑問の点がないか細かくチェックをして行きました。 当日までまだ時間があるため、学生側は学校での集まる機会を利用しさらに話を進めて行き、ギリギリまで浜松文芸館とのコンタクトを取りワークショップをより良くより充実した内容に進めていくこととなりました。 ... 続きを読む
2018/06/16

ワークショップ広告の検討

こんにちは!浜松文芸館です。 今回のフィールドワークでは、8月に行われるワークショップに必要な広告の完成とワークショップの内容をより具体的にすることについて話し合いを行いました。 広告については、浜松文芸館館長の下石様に細かく意見をいただきながら、記載する情報やワークショップでの対象となる年齢層に合わせた広告の作成を意識しながら制作が進められました。  当日行われるワークショップの内容についてあまり多くの時間を確保できなかったため、次回までには内容や当日の進行、配役などを事前に決定しフィールドワークをより円滑に進めて行きたいと思います。 ... 続きを読む
2017/07/02

広告、完成!

こんにちは!浜松文芸館フィールドワークです。 本日、二年前期最後のフィールドワークとなりました。 前回のフィールドワークでいくつかの広告案があったので、一つに絞るためにほかのフィールドを担当している地域創造学環の学生にどの案がいいか聞き取りをして、ついにおもて面のデザインが決定しました。 それがこちら! とてもいいものができました!そして、文章を直して写真を追加した裏面も無事に完成しました。 それがこちら! 一年の秋から今まで頑張ってきたかいがありました。 さらに、もう一つお知らせがあります。 なんと、おもて面のデザインを決めるときに人気だっ ... 続きを読む
2017/06/24

広告第一案の完成

こんにちは!浜松文芸館フィールドワークです。 前回、広告のおもて面は写真にすると決定したので、大学にて写真撮影を行ってきました。 その写真がこちら! まさしく私たちのイメージ通りの写真を撮ることができました! 協力していただいた先生方、静岡大学地域創造学環事務室の方々、本当にありがとうございました。 この写真にどのようにキャッチコピーを付けるかということについては、いくつかの案から絞るために一度大学に持っていき、同じ年代の人たちに聞きとりを行って次回のフィールドワークまでに決定するつもりです。 裏面の文章については、必要な箇所には訂正を加え、その他必要なロゴや地図・ ... 続きを読む
2017/06/11

広告制作の本格化

こんにちは!浜松文芸館フィールドワークです。 第三回目のフィールドワークでは、メンバー三人で役割分担をしてそれぞれの仕事に取り掛かりました。 内容は以下の通りです。 ・広告おもて面のデザイン、イラスト考案 ・広告裏面に載せる資料の選定、撮影 ・広告裏面に載せた資料や、文芸館に関する紹介をする文章の作成 広告のおもて面はキャッチコピーにあう写真を撮影することが決定しました。 写真のイメージとしては、浜松文芸館で俳人になった息子が和服を着て家に帰ってきたという場面を考えています。 裏面では、おもて面にいる俳人になった息子がどのようにして俳人になったのかを、本人が語っ ... 続きを読む
2017/05/28

キャッチコピーを決めました

こんにちは!浜松文芸館フィールドワークです。 本日、第二回目のフィールドワークでは広告に載せるキャッチコピーを決定しました。 いかにして多くの人を惹きつけられるかがキャッチコピーを決める上で重要になってきます。 昨年いたメンバーも、今年のメンバー三人も、今日にいたるまで頭をひねって案を考えてきました。 今までにどのような案が挙がったか見てみましょう。 ・あなたのそばに文芸開花 ・想像してみて。創造してみて。 ・冬でも満開、だって文芸開花だもの。 ・365日、あなたのために待っています。 ・明朝体じゃない(手書きのものが多く収蔵されているという意味です) ・ぶんげ ... 続きを読む
2017/04/23

今年もよろしくお願いします

こんにちは!浜松文芸館フィールドワークです。 まず、浜松文芸館とは… 浜松市中心部にある浜松市出身の文芸作家の功績を市民に伝える文化施設です。 文芸作家ゆかりの品々や作品の常設展示に加え、企画展や市民講座が定期的に開催されています。 平成29年は、浜松を舞台に撮影されるNHKの大河ドラマ「おんな城主井伊直虎」を題材にした展示も併せて開催されています! 本日、二年になってから初のフィールドワークに行きました。新しいメンバーも加わり、館長と顔合わせを行いました。 昨年までのフィールドワークでは、浜松文芸館をもっと多くの人に知ってもらうための広告を作るための活動を行ってき ... 続きを読む
2016/12/03

キャッチコピーの決定

浜松文芸館での最後のフィールドワークでは、広告の表面と裏面に使用するキャッチコピーをそれぞれ決定した。まず、一人二つずつ案を出した。それは以下のものである。   ・冬でも満開、だって文芸開花だもの。   ・明朝体じゃない   ・あなたのそばに文芸開花   ・365日、あなたのために待ってます   ・想像して観て。創造してみて。   ・息子が、俳人になって帰ってきた。 この中で表面に使用するのは、「息子が、俳人になって帰ってきた。」に決定した。また、裏面の展示紹介には「明朝体じゃない」を、会館時間等案内には「365日、あなたのために待ってます」を使用することが決まった。広告 ... 続きを読む
2016/11/26

キャッチコピーを考える

4回目のフィールドワークでは、浜松文芸館の広告に使用するキャッチコピーの案を出すことが主な活動内容であった。挙がったものとしては以下のようなキャッチコピーがある。 ・ぶんげいかん、どう? ぶんげい、かんどう。 ・文字に「触れた」こと、ありますか? ・文字の力を感じてください ・文字をなめていた ・浜松の脳みそ、ここにあり ・想像して観て。創造してみて。 いくつか案を出したところで、浜松文芸館におけるキーワードを考え、それをキャッチコピーに使用することが重要だと分かった。キーワードとして挙げられたものは以下のものである。 名詞・・・創造、脳みそ、知、文学、言葉、空間 ... 続きを読む
2016/11/14

広告を制作すること

三回目のフィールドワークでは、浜松文芸館の広告を作るにあたってどんな情報を載せるのかについて話し合った。浜松文芸館の館長から、展示と講座については必ず載せてほしいという要望をいただいたので、裏面には展示と講座の情報をメインにして、その他アクセス方法や地図を載せることが決定した。表面では、見た人が浜松文芸館に興味を抱くようなインパクトのあるデザインにするということに決定した。また文芸館ということで、言葉をうまく使ったキャッチコピーもつけることにした。次回からは、このデザインとキャッチコピーのアイデアを出すことが主な活動内容になってくると考えられる。 ... 続きを読む
2016/10/29

浜松文芸館の課題把握と認知度調査

 一回目のフィールドワークでは、まず浜松文芸館の持つ課題が何かを考えた。いくつかの課題が上がった中で、重要な課題は「認知度が低い」という結論に至った。この課題を解決するために、私たちは企画・展示・広告の三本柱をもとにしていこうと考えた。  二回目のフィールドワークでは、実際にどのぐらいの人に知られているのかを知るために聞き取り調査を行った。結果は、聞いた人の半分以上が知らないというものだった。この結果から、三本柱の中でも特に「広告」の強化が必要だと考えた。三回目からは、広告作りについて話し合っていこうと考えている。 ... 続きを読む