学びのイメージ
幅広い教養と基本的な学習能力を身につけるための「教養科目」と、全ての学部の授業から選択できる「自由選択科目」が基礎になります。更に、地域の調査や分析のための能力を養う「学環共通科目」や、各コースにおける専門的な「コース選択科目」を柱とし、学環独自の「フィールドワーク」・「地域創造演習」を学年ごとに積み重ねていく形で、全体のカリキュラムが組み立てられています。
さらに、学びのアドバイザーにサポートされながら、学生一人ひとりの個性に合わせたカリキュラムを組むことができるという点が学環の学びの特徴です。
- 地域創造学環 教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
地域創造学環は、学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)を達成するため、下記の方針に基
- 地域創造学環は、学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)を達成するため、下記の方針に基づき教育課程を編成し、実施する。
- 教養科目
地域の担い手として必要な文化、社会、自然に関する幅広い教養と基本的な学習能力を身につけるために、1・2年次を中心に履修を求める講義中心の「教養科目」を置く。 - フィールドワーク及び地域創造演習
教育課程目標の達成を担保する中核的な科目群として、1年次後期から3年次にわたる「フィールドワーク」、および1年次後期から4年次までの「地域創造演習」を置く。これらの演習科目は相互に連携して授業展開し、「フィールドワーク」では、各学年末に学内外に向けた成果発表会を開催するとともに、4年次の「地域創造演習Ⅳ」では、4年間の学びの成果を総括するため卒業論文ないしは卒業制作の作成・提出を課す。 - 必修科目・選択必修科目
地域社会が抱える様々な問題や課題の調査・分析及び地域社会の様々な主体や利害関係者とのコミュニケーションに必要な基礎的知識や技能を修得するために、1年次を中心に履修を求める講義と演習からなる「必修科目・選択必修科目」を置く。 - 選択科目(履修コース別)
1年次後期以降、学生は下記の3つの履修コースのいずれかを選択する。各コースにおいて必要な基礎的な知識・能力を修得し、さらにそれを発展的ないしは応用的な知識・能力へと高めていくため、1年次から4年次にわたって系統的な履修を求める講義と演習からなる「選択科目」を置く。
<履修コース> 地域サステナビリティコース、アート&マネジメントコース、スポーツプロモーションコース - 自由選択科目
学生が自らの学修の必要から、また自らが目指す人材像に基づいて、多様な専門的な知識・能力を修得できるようにするため、履修コース以外のコースや本学の全学部・全学科等で開設されている専門科目等を「自由選択科目」として選択履修できるようにする。(ただし、一部の科目については開設学部・学科等による履修制約がある)。 - 学びのアドバイザーの配置
学生一人一人に専任教員による「学びのアドバイザー」を配置し、3つのコースごとに設定された複数の履修モデルを参照した学修アドバイス、成績・活動状況の把握、進路相談等を、系統的・継続的に実施する。 - アクティブ・ラーニング手法の重視
各授業の実施に際しては、主体的に考える力を育成するため、双方向授業、課題学習、グループワーク、プレゼンテーション等、学生の能動的な参加を取り入れた「アクティブ・ラーニング」の導入をできるかぎり進める。 - 授業目標・計画の明確化と事前周知
各授業について、到達目標、授業計画、授業内容、準備学習の内容、成績評価の基準と方法等を明確にし、それをシラバス等により学生に事前に周知する。成績評価は、透明性を持って厳格に行う。
- 教養科目
4年間の学び
学環での4年間の学びは、学年ごとに次のように進んでいきます。
- 1年次:
- 幅広い教養を身につけるとともに、地域社会の問題を調査・発見します。
- 2年次:
- 教養の幅を広げるとともに、地域社会の問題を多面的・専門的に考察・分析します。
- 3年次:
- 考察・分析した地域社会の問題に対し、解決・対応策を企画・立案し、地域社会へ提示します。
- 4年次:
- 地域社会と調整し、企画・立案した策を実施・運営または促進・発展します。
また、学びの成果を卒業研究・卒業制作としてまとめます。
1年生後学期から始まるフィールドワークと地域創造演習(ゼミ)を中心に、地域の課題を解決するために必要な知識や技術を、段階的な学びのステップで習得していきます。
学環共通科目とコース選択科目
学環共通科目、コース選択科目の具体的な科目は次のとおりです。
「学環共通科目」は地域の調査や分析のための能力を養う基礎的な科目で成り立っており、「コース選択科目」は各コースにおける専門性を高められるよう組み立てられています。