活動紹介

ふらっと月ヶ瀬防災イベント&スルガ銀行e-bike伊豆(6月15日-16日)

【2024/06/15 ふらっと月ヶ瀬防災イベント報告書】
2024年6月15日にふらっと月ヶ瀬にて、月ヶ瀬地区地域づくり協議会の方々、ふらっと月ヶ瀬の職員の方々、伊豆市危機管理課の方々にご協力いただき防災イベントを実施しました。この企画は私が月ヶ瀬地区の地域防災に関して興味を持ち、前々から伺っていた地域の拠点としてふらっと月ヶ瀬を利用したいと考えたことから始まりました。昨年12月には防災に関する地域課題の叩きだし、今年度に入ってからは挙げられた地域課題の解決策についてのアイディアだし、具体的な企画案の打ち合わせを重ねなんとか開催することが出来ました。
当日は施設に通われている方を含め70名ほどにご参加いただきました。内容としては伊豆市危機管理課主催の避難所運営体験(エアベット、災害用トイレ、パーテーションの設営、段ボールパーテーションでの子どもの避難所ふれあい体験、避難所での生活概要の説明など)、伊豆市女性消防団によるAEDを用いた救急救命訓練、地域の方々による消火器を用いた消火訓練、消防車の見学、プラム職員さんによる非常食の試食の5つのブースを設け、参加者に自由に回っていただく形式にいたしました。地域創造学環の学生とグローバル共創科学部の学生に手伝っていただき、高齢者の方々が安全にイベントへ参加できるためのサポートや大人が避難所運営体験に参加している間の子どもの見守りなどをしていただきました。
事後アンケートの結果(6月18日時点、回答数:14)、イベントの満足度(満足:7、やや満足:7)、イベントの長さ(ちょうどいい:10、やや長い:4)とのことからイベント内容としては満足していただけたようですが、長さについては少し検討が必要だとわかりました。また、イベントにご参加いただいたきっかけとしてはふらっと月ヶ瀬を利用されている方及び通っている方の保護者が多く、イベント宣伝にも課題が残りました。特に宣伝は直前になってしまったため、準備に余裕を持って最低1ヶ月前には回覧板だけでなく、学校などにも掛け合えるようするべきだったと思います。ただ、イベント後のご意見としては「月ヶ瀬地区以外でも開催してほしい」、「定期的にやってほしい」、「ベビーカーのまま、車椅子のまま参加できるイベントもやってほしい」、「簡易トイレやプライバシー保護に役立つ段ボール仕切りのファミリールーム、テント等いろいろと見せていただき、改めて防災の大切さを感じました」、「参加できて良かったです」などの前向きなお言葉をたくさんいただきました。結果としては成功したと言えるかもしれませんが、運営に協力いただいた皆様方のご協力のおかげで完成出来たものです。改めて、伊豆市危機管理課の皆様、ふらっと月ヶ瀬の職員様、月ヶ瀬学区地域づくり協議会の皆様及び地域住民の皆様へ企画から当日の運営までご協力いただいたことに深く感謝申し上げます。
また、今回のイベントは伊豆での防災啓発のきっかけにすぎません。そのため、このイベントだけで終わらせるのではなく、さらなるイベント開催につなげられるよう尽力して参ります。    (文責 福本)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

【2024/06/16 スルガ銀行e-bike伊豆報告】
昨年、私たちはスルガ銀行様と中伊豆のジオスポットをe-bike(電動自転車)で巡る45kmのツアーを実施しました。私たちは参加者の方達と共にe-bikeで伊豆の山道を走りながら各スポットでガイドと解説をさせて頂きました。今年度は昨年からのスルガ銀行さんとの協力を継続させて頂き、e-bikeを使い、魅力を発信するシティプロモーションという形で活動を行っています。シティプロモーションの活動内容としては、自然や観光スポット、グルメ、自転車ならではでしか感じることができないような魅力をP Rするための動画を撮影し、X(旧Twitter)やFacebookなどのSNSで投稿するというものです。
今回のフィールドワークの活動は昨年45kmのツアーで巡った中伊豆のスポットのシティプロモーションのための撮影を行いました。前日からの雨が続き、当日の朝は小雨が降っていたためスタートの時間が遅れましたが、無事に最後まで撮影を行うことができました。当日のコースはアップダウンが激しく、45kmもの道を自転車で巡るとなるとかなり体力的に疲れると思っていましたが、e-bikeの電動アシストのパワーのおかげで快適に感じました。また、坂道を下る際の風、雨で濡れた山や土の匂いといった車では感じられない自転車ならでは感覚を五感で感じることができました。巡ったルートはスルガ銀行様のe-bikeツアーの拠点となっているKANO BASEをスタートとゴールとし、以下のようになります。
KANO BASE → 【9km】浄蓮の滝(ジオサイト)→ 【10km】鉢窪山(ジオサイト)→【14km】天城会館 → 【15km】荒原の棚田(ジオサイト) → 【19km】国士峠 →【22km】筏場のわさび沢(ジオサイト)、浅田ファーム → 【28km】季多楽 → 【34km】下白岩(ジオサイト) →【40km】旭滝(ジオサイト)→ 【45km】KANO BASE
撮影の点では、自分たちがカメラを回し動画に出る、撮影をするといった経験がなかったため、カメラ目線であったり、カメラワーク、間であったりと反省する点が多々ありました。ジオスポットの解説も準備不足だと感じるところがあり、撮影に時間がかかってしまったスポットもありました。次回は熱海でのシティプロモーションを企画しているので熱海編では今回の反省を活かし、より良いものを作り上げていければと思います。しかし、学生からの視点から撮影した動画や自転車の走行シーンを撮った素材もあるため、オフショットなどで活用していきたいです。
今回の企画ではサイクリングが好きな人が地域に興味を持つ、地域に住んでいる人が自転車に興味を持つといった双方向からのアプローチがあれば嬉しく思います。私たちたちが地域の魅力を発信することによって1人でも多くの人に魅力が届ければと思いながら活動を続けていきたいです。    (文責 沼井)