今年度活動助成をいただいたふじのくに地域・大学コンソーシアムの主催による「第7回ふじのくに地域・大学フォーラム」に参加し、事業の報告を行うとともに質疑に参加しました。我々は「地域資源活用」のセッションで、「浜通り服部家の運営におけるコンテンツ企画の調査研究について」というタイトルでオンラインによる報告を行いました。
　昨春浜通りに完成したゲストハウス「帆や」について、今年度取り組んできた活動の概要と、それらを踏まえたゲストハウスの活用に関する提案の報告をいたしました。本セッションのコメンテーターを務められた堀川知廣先生からは一定程度のご評価をいただくとともに、焼津には食資源が豊富にあることから、それらをベースにした提案内容の充実もあり得るのではないかというご示唆をいただきました。報告を聞いていただいた皆様からは、ゲストハウスならではのワーケーションの取り組みの内容についてのご質問をいただき、1つの案として、ゲストハウスをワーケーションできた企業と市内企業のマッチングや交流の場として活用することがありうるのではないかという回答をいたしました。本セッションでは、交流センターや地域の植物の活用など、素材や視点は異なるものの同様のテーマの報告とその質疑を聞き、示唆を得ることができました。
　このフォーラムでの報告とその準備に至るまでの作業は今年度の活動を総括する機会にもなり、報告を含めて貴重な機会を得ることができました。

フォーラムでの報告