松崎町
①なまこ壁が残る松崎町商店街のにぎわい創出
②防災と観光の両立

フィールドワーク協力事業者
松崎町
松崎町商工会
静岡県立松崎高等学校
静岡県立松崎中学校
静岡県立松崎小学校
松崎町西区、中区、北区のみなさま
フィールド担当教員【専門領域】
牛塲 智 (経済学・経営学)
原田 賢治 (土木工学、地球科学、防災科学)
阿部 耕也 (社会学、教育学)
山本 隆太 (地理学、人類学、教育学)
松崎町の商店街では、近年、商店街事業者の高齢化や後継者不足により、徐々にその活力を失いつつある中、伝統的な建築形式であるなまこ壁や古民家の再生と活用、桜葉を活用した特産品開発など幅広い事業を展開し、観光客の誘致を推進している。
一方、海岸では最大16メートルの津波が想定されており、防潮堤や水門を含めた地域を守る津波防災対策が行政、観光事業者、住民で議論されている。防潮施設の建設により駿河湾を望む眺望を妨げる可能性があることから、観光地である松崎町は観光と防災の両立が求められている。
フィールドワークでは、2つのグループに分かれ、商店街グループは、なまこ壁が残る松崎商店街のにぎわい創出をテーマに商店街経営者への聞き取り調査等を通じて誘客促進に取り組むほか、地域の高校と連携して幅広い世代に松崎町の魅力を紹介する活動を行っている。
観光と防災グループは、津波防災対策と観光資源・景観の保全の両立をテーマとして、地域集会等への参加、観光客へのヒアリング、現実的な避難方法を探るための防災訓練、観光客に向けた観光防災マップの作成等、地域課題の打開策を模索・試行する活動を行なっている。
活動紹介
2017/01/14
松崎町を散策
第3回目は、手始めに松崎周辺をジオガイドの方と一緒に散策。
明治時代には養蚕業を中心に賑わってたと言う話をみんなで聞きました。
そんな理想の商店街像って何か?なんてことを商店街の皆さんと語り合ったのはその夜のこと。
人が来て欲しい!とか、店舗経営者が利益をちゃんと取れるようにしたい!とか様々な夢を語り合いました。
さて、翌2日目は足湯新設のお手伝い。
周辺を掃除したり、木を引っこ抜いたり。って言っても分かりにくいので、
before and afterしときますね。
そして、最新のこの足湯、是非、松崎に見に行っていただければと思います!
あ、 ... 続きを読む
2016/12/17
松崎町の商店街の今後
前回は…
商店街店主のみなさんにお話を伺い、昔はにぎわっていたが、今となっては閑散とした物寂しい感じになっているということでした。
今回は…
その商店街が利用者にとってどんな空間なのかを調査しました。
生活の場?消費の場?
これが今回のテーマで前回のように、周辺の方々に聞き取り調査です。
その結果、
近くにある大型スーパーで、おおよそ買い物が済んでしまい、特に商店街を利用することはなくなってしまったという声が多く聞かれました。
それでも商店街はなくてはならない場所である、地元ならではの無理を聞いてもらえる、などの声もありました。
しかし、近くの国民宿舎では週末は凡 ... 続きを読む
2016/11/12
商店街聞き取り調査と里山ファクトリー講演会
行程…
1日目 商店街聞き取り調査→共有会
2日目 自由散策→里山ファクトリー講演会参加
第1回目の松崎町です。
今回は商店街の店主の方々にお話を伺い、松崎の商店街がどんなところなのかを探ってみました。
1日目商店街聞き取り調査
松崎では桜葉生産が全国の約7割を占めていたり、川のりコロッケで有名だったりとレアな食べ物が詰まっていたり、ユニークな薬屋さんの店主さんがいたなど、魅力が沢山あることがわかりました!
次の日に調査の結果を、お話を下さった方に感謝の気持ちをこめて結果報告しに行きました!
2日目里山ファクトリー講演会
松崎にある牛原山を遊び場として活用しよ ... 続きを読む