活動紹介

2022/11/21

小学生とのワークショップを開催しました(11月6日)

佐久間町で行われているアワビ養殖の取組みを地域のみなさんに知ってもらうために、学生たちが企画した小学生を対象としたワークショップイベントを佐久間歴史と民話の郷会館で開催しました。

今回のイベントは、佐久間のまちづくりを支援しておられる浜松山里応援隊の青島さんが現在取り組んでいるアワビの養殖の取組みですが、まだ地域のみなさんにも広くは認知されていないことを知り、自分たちも何かPRイベントをやってみようということで始まった企画です。
青島さんに養殖場を案内してもらったり、青島さんたちがこれまで取り組まれてきたアワビの貝殻を使ったアクセサリーづくりのワークショップなどを体験したり(6月17日のレポート参照)しながら構想を練り、小学生を対象とするアワビの貝殻を使った<シャカシャカかぁど>というオリジナルの宝箱づくりのワークショップをやることになりました。そして、9月には佐久間小学校を訪問し、小学校の先生たちに子どもたちへの案内をお願いしました(9月27-28日のレポート参照)。こうして当日は小学生4人、そのご家族2人(保護者+弟さん・5歳)が参加してくれました。

イベントは参加者と学生の自己紹介ののち、まずはアワビ養殖のことをわかりやすく解説したオリジナルの朗読劇からスタートしました。これは佐久間町の公認キャラクター・さくまるくんが、アワビのことや佐久間での養殖の取組みのこれまでについて学んでいくというストーリー。学生3人の熱演で、小学生のみんなもアワビに興味を持ち始めてくれたようです。
そしていよいよ<シャカシャカかぁど>づくり。こちらではこのオリジナルグッズを考案したアートマネージメントコースの学生をはじめ、今回FW初参加の1年生2人も含めた全員がグループに分かれて、自作の<シャカシャカかぁど>製作マニュアルを見てもらいながら、丁寧に作り方を教え、子どもたちのアイディアを活かした作品づくりが進められました。最初は少し恥ずかしがっている様子だった小学生たちもすぐに心を開き、楽しそうにおしゃべりをしながら積極的に自分のアイディアを出してくれるようになり、最後まで飽きることなく納得の作品を完成させることができたようです。
また、途中、地元の新聞記者さんも会場を訪れ、子どもたちや学生に取材をしてくれました。