松崎町を訪れる観光客にも向けた地域の観光と防災の両方の情報を知ることができるマップを作成することを目指して、観光と防災の地域情報の調査を進めました。今回は、松崎町にある津波避難場所や津波避難ビルを利用するための情報を、現地で確認しながら、写真や動画の撮影を行いました。避難場所の入り口がどこに用意されているのか、避難場所までの高さや広さ、階段や通路の状況などを確認しました。
避難タワーの階段は、避難者が渋滞しないように幅広く作られており、一段あたりの高さも登りやすくするために低く設計されているなどの工夫がみられました。避難ビルの入り口には、震度5以上の地震の揺れを感知して解錠するボックスやガラスを割って入るためのハンマーが用意されていました。
今回調査した情報や撮影した写真などを用いて、地域の住民や観光客にも分かりやすく避難場所が利用できるように観光防災マップを作っていきます。特に、観光と防災の情報を織り交ぜたマップとすることで、地域の状況に詳しくない観光客にも災害時に利用できる防災施設があることを知ってもらい、安心して観光できる松崎町としての情報発信を地域の課題として考えていきたいと思います。






