地域における交流拠点をいかにして作り上げるのかについて、ヒントを得るべく焼津市の「みんなの図書館さんかく」を視察しました。
同館は、館長の土肥潤也氏がドイツにおける公共スペースでの市民活動に触発されて生まれた施設で、シェア型図書館と言われるものです。一箱オーナー制度という、個人が本棚の一部を借りて書籍を揃え、それを会員が借りていく仕組みです。現在、同館では60名程度のオーナーがおり、個性豊かな品揃えになっています。また同館の一角にはチャレンジショップも設けられており、視察当日はコーヒーショップが営業していました。
土肥氏から同館の運営に関する工夫や立地する商店街への波及効果など、様々なことをうかがいました。次回の松崎高校生との話しあいに向けて、多くの検討材料を得ることが出来ました。


