10月21日、22日にかけて行われた県営団地の第1回フィールドワークでは、熱海市の七尾団地を訪問しました。
七尾団地では孤独死の発生をきっかけとして入居者の居場所づくりに積極的に取り組んでおり、高齢化の進む県営団地の中でも先進的な活動がなされています。
活動紹介
2017/10/21 多世代の居場所づくり
県営団地の先進事例に触れる
七尾団地
1日目はヒアリングを実施しました。
自治会長さんが主導し運営されている「居場所:七美クラブ」や県営団地に関する問題についてお話をお聞きしました。
七美クラブは自治会長さんの「孤独死を防ぎたい」という強い思いが形になったもので、団地の集会所に入居者が好きな時に集まり、思い思いに楽しもうという試みです。ここでの入居者同士の会話から得られる情報が、入居者の見守り(=孤独死の防止)に役立っているそうです。
ヒアリングの様子
2日目は、七美クラブの行事の一つである食事会に参加させていただきました。
食事会は「個食・孤食」を防ぎ「みんなで一緒に食べる楽しみ」をもたらしたいという自治会長さんの思いが強く関係しています。
その思い通り、非常に温かく和やかな雰囲気作りが行われており、私たち大学生も楽しむことができました。
今回のフィールドワークでは、県営団地における居場所の在り方やその意義について、お話を聞き、実際に活動に参加することを通じて、学ばせて頂きました。
次回以降も、より多くのことが学べるよう取り組みたいです。