活動紹介

「あかり展」のための行灯制作への参加(7月19日)

今回のフィールドワークは、7月29日、30日に実施予定の浜通りのイベント「あかり展」で通りに並べられる行灯の制作に手伝いとして参加しました。浜の会の皆さんの他、観光案内人の会の皆さんとともに行灯制作に取り組みました。
「あかり展」は例年7月下旬または8月上旬に浜通りで実施されてきたイベントで、市民の皆さんが描かれた図柄を貼った行灯を通りに並べ、まち歩きを楽しむイベントです。コロナ禍前は毎年6月から7月にかけての時期に行灯制作に参加してきましたが、コロナ禍に入って「あかり展」の実施が見送られてきた中で、今年は3年ぶりに実施されるとのことで、お声がけをいただき、久々の参加となりました。
倉庫にあった行灯を外に出し、テーブルを設置した後に図柄を行灯に貼り付ける作業の説明をいただいき、グループに分かれて行灯制作に取り組みました。久々の行灯制作であったこともあり、なかなかスムーズにいかず、貼り直す作業を何度か繰り返しながら製作を進めていきました。描かれた図柄が素晴らしく、参加者の皆さんは感嘆の声を挙げながら制作されていました。現場に着いた時、山のように積まれた行灯を目にしたときは圧倒されましたが、参加者の皆さんで手分けしながら集中的に制作に取り組んだ結果、予定時間よりも早く終わりました。
 3年ぶりに開催される「あかり展」。担当教員は久々の参加になりますが、現在の焼津フィールドのメンバーはこの間のコロナ禍の影響で開催が見送られたこともあり、「あかり展」に参加したことがありません。今回制作した行灯が浜通りの「ハレ」の機会である「あかり展」を彩ることになりますが、準備過程に参加して当日参加すると、「あかり展」の印象がより強くなると考えます。今回、その準備過程に参加する機会を得ることができ、ありがたく感じています。

行灯制作前にお話を聞く行灯制作前にお話を聞く
行灯制作の説明行灯制作の説明
制作作業の様子制作作業の様子
図柄が貼り付けられた行灯図柄が貼り付けられた行灯