活動紹介

伊豆月ヶ瀬梅林梅まつりに参加&ふらっと月ヶ瀬でワークショップを行いました(3月12日)

ジオパーク・教育班では、3月12日(日)午前、伊豆月ヶ瀬梅林梅まつりに参加しました。
この祭りは2月26日から3月12日までかけて行われたイベントで、主催は伊豆月ヶ瀬梅の里づくり協議会です。
今回はお声がけをいただき、静岡大学生によるジオパーク解説を提供するブースを設けていただきました。学生は来園される方々に対して、地域創造学環フィールドワークの取り組みや、伊豆半島ジオパークについて学生目線から説明をしました。梅まつりのスタンプラリーに参加するご年配の方や子ども連れの家族に立ち寄っていただきました。
ただ、「事前準備が足りなかった」という反省の声を学生から聞きました。これは教員の責任でもあります。
学生の聞き取りによると、次のような事が分かりました。この梅林の場所はもともと段々畑として使われていたが、1969年に現在の梅林のような形に整備された。お祭りは、元々は以前の畑地で行われる地域の方向けのイベントであったが、15年以上前から、現在のような舞台を設けて開催されている。とりわけ最近では、地域の野菜とともに梅シロップやジャムなどの加工品の販売が好調で、遠方の方々も参加する大きな梅まつりとなった。梅まつりの3月頃に咲いている梅は、6月に実を摘むが、高齢化が進んでおり人手不足が課題になっている。手詰みであることが必要な梅干しは手間がかかる。高齢化が進む中では加工品の方が適していることもある。2023年の梅まつりはコロナ明けで人が多く集まった。

伊豆月ケ瀬梅組合のウェブサイト https://www.tsukigase.net/plum_park.html

 
午後は、ふらっと月ヶ瀬で今後のイベントを考えるワークショップを行いました。
前回のワークショップで考えたゴール「地域に愛される施設」の元、そのための具体的なイベントについて「ふらっと月ケ瀬」の方々、「オートクラフト.IZU」の高田さんとともに企画を考えました。
コロナになってからは、「ふらっと月ケ瀬」にいる高齢者、子ども、障害者の方が交流する機会が限定されてしまいました。ようやくマスク解禁が3月13日から始まる中で、コロナ明けの見込みも出てきました。再び「ふらっと月ケ瀬」の中で高齢者、子ども、障害者の交流を再開させたいという思いを基に、交流イベントに関する意見交換をしました。デイサービスの高齢者、こども園、障害者からの参加者を想定しながら、「おもしろ自転車」を使ったイベントについて検討しました。
チーム分けをする、リレーレースを行う、団体競技を行う、タンデム型の自転車で複数人でこぐ、フリータイムが欲しい、乗りながらゲームになる、水鉄砲を使う、流鏑馬をする・・・などのアイデア出しを行いました。また、保護者の方は写真が欲しい、水に濡れることができない方もいる、など留意点も確認しました。今後、6月の開催に向けて全員で取り組んでいきます。

ふらっと月ケ瀬のウェブサイト https://shunpuukai.com/facility/aged_23.html