准教授 ほう うけつ
人文社会科学領域
私は生態人類学／文化人類学、地域研究を専攻して、アフリカコンゴ盆地熱帯雨林の住民たちを対象に、人と環境の関係や人々の環境に対する認識について研究しています。これまでは、主にバカ（Baka）というピグミー系狩猟採集民たちに対して長期的フィールドワークを実施し、参与観察や個体追跡、広域にわたるインタビューなどで調査してきました。また、このような一次データと、世界各地の民族誌(二次データ)を再整理して通文化的（cross-cultural）に分析し、タトゥーや狩猟など、人類社会において特定の文化現象がなぜ時空を超えて存在するのかを探究しています。