「海業振興モデル地区」南駿河湾漁協で活動のお話を聞く(9月30日)

焼津・浜通りの活性化に向けた取り組みを検討する際の参考事例として、水産庁による「海業振興モデル地区」に認定された牧之原市・地頭方漁港の取り組みについて南駿河湾漁協の皆様にお話を伺いました。 地頭方地域は、駿河湾と遠州灘を視野に入れた良い漁場を有しながら、漁業の担い手が減少しており、また防潮堤の改良工事によって地域内にあった市民プールが閉鎖されるなど賑わいの拠点を失うなどの課題を抱えている状況にありました。こうした状況の中で、水産庁が提示した「海業」振興の取り組みに注目し、申請してモデル地域に採択された経緯があるということでした。 お話ではこれまでの取り組みの経緯とともに、現在までの活動状況について伺いました。上述した課題を抱えている地頭方地域ではありますが、漁港で年に3回程度行うイベントではこれまでに多くの来場客が来られていること、「海業」振興に向けた取り組みを支える組織的体制が南駿河……

伊豆伊東高校校外研修(静岡大学訪問・交流会)への協力(10月29日)

10月29日、伊豆伊東高校2年生が本学を訪問しました。3月に東伊豆町フィールドワーク生が開催した「東伊豆魅力発見大学校」に伊豆伊東高校の先生・生徒が参加されたのをきっかけに、静岡大学との交流を・大学訪問を企画されました。 今回は、学生支援センター・宇賀田先生が担当するグローバル共創科学部の授業の一環として実施され、大学生と高校生がユニバーサルツーリズムをめぐる課題を考えるというワークショップを行いました。NPO法人静岡ユニバーサルツーリズムの方々も授業を支援して下さり、難しい社会課題を高校生・大学生がグループとなって考えました。 地域創造学環のフィールドワークが展開する県東部・伊豆半島においては、これまで松崎高校、稲取高校をはじめとして多くの学校と連携を進めていますが、直接のフィールド以外の地域でも御殿場南高校や伊豆伊東高校、下田高校南伊豆分校などとの交流・協働が進んでいます。 ……

「あかり展」に参加する(9月13日)

浜通りにおける最大のイベントである「あかり展」に参加しました。毎年フィールドワークとして「あかり展」に参加してまいりましたが、今年は初めて実行メンバーの一員として参加し、開始前に行灯を並べ、電池を入れて点けるなどの準備に取り組みました。 今年の「あかり展」は例年実施されてきたマルシェのイベントがなく、浜通り沿いに設けられたいくつかの出店と通りに並べられた多くの行灯を軸に実施されました。昨年はマルシェが行われ、多くの来場者がいらっしゃったことから参加動向に変化があるのではないかと思いましたが、多くの来場者が来られ、道路に並べられた行灯と、「あかり展」の雰囲気を楽しんでおられました。 始まる前は暑かったものの、日が暮れると少し涼しくなり、また風もあって過ごしやすくなりました。暗くなるにつれて来場者の皆さんも多くなり、浜通りを歩きながら行灯を楽しまれておりました。毎年のことではありますが、暗……
2024/08/19

浜松文芸館・夏休みイベントのお手伝いをしました(8月4日)

浜松文芸館が開催する小学生対象の夏休みイベント「読書感想文を書こう」のお手伝いをしました。本を読む意味から考えさせられる素晴らしい内容のイベントでした。そして、イベントの後は文芸館の展示室で開催されていた「劇団たんぽぽ」の展示を鑑賞しました。 ……
2024/08/06

防災に関する地域での取り組みを調査しました(観光と防災班)(8月3日)

今回のフィールドワークでは、松崎町の東区、西区、南区、北区、中区、宮内地区の各区長および防災委員の皆さんに集まっていただき、津波避難に関する地域での取り組み状況や認識について聞き取り調査を行いました。各区の津波避難訓練の状況や課題について伺うことができました。松崎町では高齢化が進んでおり、津波避難訓練では階段を登ることをためらうなどの課題を把握することができました。地域の中に避難する際に支援を必要とする方がいても、支援が難しい状況についても具体的に伺うことができました。これらの地域課題に対して、どの様な対応が可能なのか検討を進めていく予定です。 ……