2021/11/15

2021年度第3回フィールドワーク「松崎町商工会にてインタビュー」(11月15日)

 松崎町商工会経営指導員 後藤さんの協力で商工会2階にて商店街の店主の方々に対して、インタビューを実施。おすすめ商品への思いやこだわり、店主の方々のバックボーンをおたずねしました。 どの店主の方にも熱心に対応していただき、貴重なお話しがうかがえました。  ここで得た情報をもとにして、「商品だけでなく店主にもフォーカスした新しいパンフレットの作成」を進めていく予定です。  インタビュー後は一部の店舗に行き、実際の様子を調査。次回以降のパンフレット作成のビジュアル面への参考としました。  今回からは新たに1年生が加わったため、松崎町のまち歩きも行いました。自然豊かな松崎町を堪能し、町への思いを新たにしていました。 ……
2021/11/10

松崎小学校で小学生と一緒に地域の防災について考えました!

 今回のフィールドワークでは、松崎小学校で小学生と一緒に地域の防災についてグループワークを行いました。想定されている災害ハザードについて地域を拡大した地図で確認し、避難場所や避難所、災害時に役立つものがどこにあるのかについても確認することで災害時の行動を考えました。被害が発生する可能性や防災資源について、地域の中の状況を小学生のみなさんは詳しく把握していました。地図にシールを貼りながら、みんなで情報整理をしていくことができました。これらの情報は、現在検討している観光防災マップにも活用できるように検討していきたいと思います。  また、避難場所として指定されている海沿いの宿泊施設の状況を確認しました。普段は展望場所として使われている場所ですが、緊急時には避難場所として地域から避難者を受け入れることにしていることを確認できました。非常時にも階段を使って避難場所まで避難することができるようになっ……

ガラス誕生の地、西伊豆町を巡見!

 11月6日からのフィールドワーク2日目は、西伊豆町宇久須村にある伊豆珪石鉱山を訪れました。東海工業株式会社伊豆事業所様のご協力のもと、入山教育を受けた上で鉱山の見学をさせて頂きました。  かつて日本の板ガラスの原料のうち9割もの産出を誇っていた鉱山ですが、現在は閉山しています。閉山した鉱山は森林法により緑化が義務付けられていますが、当鉱山では強い酸性の土壌や鹿の食害に悩まされており、一生付き合って行かなければならない課題であると伺いました。  また、ガラス誕生の地としての背景を持つことから、宇久須村は「ガラス文化の里づくり」を推進しています。1997年に設立された黄金崎クリスタルパークも、その事業の一環で設立されました。今回はそこに併設する美術館を訪れ、ガラスが持つ表現の多様性や美しさにも触れました。 ……

修善寺にて噴火の実験補助 即席ガイドにも挑戦!(動画あり)

 11月6日、修善寺総合会館で行われた「教員のためのESD講座」に、実験補助としてジオパーク教育班が参加しました。実験はジオパーク推進協議会の遠藤大介先生の指導のもと行い、修善寺周辺で野外観察も行いました。実験の内容は、噴火や溶岩などに関するものを身近な食べ物等を使って体験しました。メントス噴火ではコーラにメントスを入れると溢れるという反応を、火山の噴火に見立てて行いました。安息角斜面という実験では、火山灰が積もって山になる様子を砂とポンプを使って観察しました。この実験にはジオパーク教育班も実際に体験させて頂きました。午後に行われた野外観察では、修善寺周辺を歩いてジオに関連する場所の説明を受けました。下記の動画は、遠藤先生の説明を受けてジオパーク教育班の2年生がジオガイドを行う様子です。秋の修善寺で美しい紅葉を楽しみながら、ジオについてさらに理解を深めることが出来ました。 ……
2021/11/03

松崎町観光防災マップの作成に向けた地域調査を行いました!

 松崎町を訪れる観光客にも向けた地域の観光と防災の両方の情報を知ることができるマップを作成することを目指して、観光と防災の地域情報の調査を進めました。今回は、松崎町にある津波避難場所や津波避難ビルを利用するための情報を、現地で確認しながら、写真や動画の撮影を行いました。避難場所の入り口がどこに用意されているのか、避難場所までの高さや広さ、階段や通路の状況などを確認しました。 避難タワーの階段は、避難者が渋滞しないように幅広く作られており、一段あたりの高さも登りやすくするために低く設計されているなどの工夫がみられました。避難ビルの入り口には、震度5以上の地震の揺れを感知して解錠するボックスやガラスを割って入るためのハンマーが用意されていました。  今回調査した情報や撮影した写真などを用いて、地域の住民や観光客にも分かりやすく避難場所が利用できるように観光防災マップを作っていきます。特に、……