地域創造学環のカリキュラムの柱であるフィールドワークは、2024年度をもって概ね終了し、これまで9年間の取り組みを振り返る総括イベントとして、2024年12月20日(土)、グランシップにて「静岡大学 地域創造学環フィールドワーク総括フォーラム ―地域・学生・教員が集い、振り返る―」を開催しました。
本フォーラムでは、太田隆之教授をコーディネーターに迎え、フィールドワークの協力先である地域の方々3名と、地域創造学環の卒業生3名が登壇し、パネルディスカッションを行いました。ディスカッションでは、卒業生が現在の仕事や生活の中でフィールドワークの経験をどのように活かしているのか、また地域の方々からは、学生を受け入れたことによる地域への影響や当時の思いについて語っていただきました。
当日は、北海道、関東、関西など遠方からも卒業生が駆けつけ、学内外から約80名の方々にご参加いただき、フィールドワークの意義を改めて共有する、有意義な総括の場となりました。
フォーラム終了後に実施したアンケートでは、「学生が社会人となった立場から語るフィールドワークの経験や気付きが非常に印象的だった」「地域の方々が学生を受け入れる際の苦労や思いを知り、改めて感謝の気持ちを抱いた」など、多くの前向きな感想が寄せられました。
(フィールドワーク総括フォーラム・パネルディスカッション)

▲左から、太田隆之教授、卒業生、赤池さん、上田さん、梅田さん、清水区いはら道の駅プロジェクト・酒井政幸様、とうもんの会・名倉様・松崎町長・深澤準弥様


▲集合写真
また、フォーラム終了後には、地域の方々、学生、教員による交流会を実施しました。久しぶりの再会を喜ぶ姿も多く見られ、終始和やかな雰囲気の中で交流が深まりました。
(交流会)


なお、本フォーラムの開始前には、フィールドワークパートナーの皆様をお招きし、地域連携会議を開催しました。会議では、最終年度におけるフィールドワークの評価や、これまでの各フィールドの取り組みについて振り返り、今後に向けた意見交換を行いました。
(地域連携会議)

最後に、本フォーラムならびにこれまでのフィールドワークにご参加・ご協力くださったすべての皆様に、心より感謝申し上げます。
※当日の様子は、後日動画にて公開します。
