5月12日(土) 【環境負荷センサー、実証実験】
この日は昨年度から作成している環境負荷センサーの実証実験をしました。ジオリアに設置許可をいただき、この日から数週間にわたって、野外環境での運用テストを開始しました。夜にはNHKブラタモリ「天城越え」を、出演された鈴木雄介研究員とともに視聴しました。


5月13日(日) 【堂ヶ島のジオツアー】
この日は前日までに今回のFWで進める予定だった範囲まで完了したため、ジオサイトの堂ヶ島へ訪れることになりました。同時に堂ヶ島のある仁科地区の津波避難所も視察しました。そこで小山先生直々に解説していただきました。自然の恵みと畏れの両面を考えさせられる1日になりました。

6月2日(土) 【実証実験を終えて】
この日は、まず、前回のFWで実施した実験の結果をまとめて分析し、そこから課題を洗い出し、その改善策を検討しました。野外環境において、センサーのハード面は問題がないことを確認出来ましたが、ソフト面で調整が必要なことがわかったため、修正しました。
6月3日(日) 【設置場所の検討と検証】
この日はセンサーのジオサイト設置に向け、候補地の検討と検証を行いました。いくつかのジオサイトに実際に赴き、検証を行いました。その結果、まずはジオサイトの旭滝に設置していくことになりました。

7月7日(土)~8日(日) 【センサーの自立化に向けて】
この回はセンサーの電源としてソーラーパネルを活用することについて検討しました。電源まで自立したセンサーであれば、利用可能範囲が制限されることなく、活用することができます。しかし、事前に大学構内で実証実験の結果を検討したところ、発電の不安定性から、長期間の稼働は安定していませんでした。そこで電力の安定供給にむけて試行を繰り返しました。

8月31日(金) 【センサーの改善】
この日は電力の安定供給に向けた改善案を検討しました。事前に実施した実験の結果を基に検討し、完全に安定しているとは言えないものの、長期の稼働における安定化の目途が立ちました。大学構内にて実験を経て、確証が得られたら、実際に旭滝に設置し、運用テストへと移っていきます。これにより、センサーの自立化も含めて、実証段階へと移っていけそうです。

9月1日(土) 【防災の日】
この日、9月1日は防災の日です。私たちは西伊豆町の安良里で防災訓練を見学しました。この防災訓練はユニークで、防災訓練をワークショップの中に取り入れて実施されていました。行政、住民をはじめ、多様な立場の方々が隔たりなく、津波避難時における課題を共有し、その改善に向けて取り組んでいました。
