活動紹介

浜通り活性化フォーラム報告会に参加する(10月26日)

焼津・浜通りの「あかり展」の企画と運営を担う「浜通り活性化フォーラム」の皆様より9月に行った「あかり展」の報告会にお声がけいただき、参加しました。本会に参加するにあたり、我々からは参加した学生による「あかり展」に参加した感想や印象をまとめた書類を提出し、報告会において報告する機会を併せていただきました。
報告会では2日間の参加者数や展示した行灯数などの報告とともに、地域住民の皆さんの「あかり展」の印象や評価についてもお話を伺いました。我々は学環が始まった当初から「あかり展」に参加する機会を得てきましたが、住民の皆さんのご協力があることは把握していたものの、複数の団体が連携して準備と当日の運営に取り組んでいること、焼津市内の多くの皆さんが行灯の絵を描かれていることを初めて知り、多くの市民、団体の皆さんのご協力、連携がなされている下で「あかり展」が実施されていることを改めて把握しました。
我々からは参加した学生が感じた印象や感想とともに、今後に向けての提案なども報告し、フォーラムの皆さんと今後の「あかり展」について議論をする機会を得ました。これまで行灯制作に参加する中で住民の皆さんとお話をする機会を得てまいりましたが、今後のあり方や地域の現状についてお話を聞くとともに参加者の皆さんと議論する機会を得たのは貴重でした。我々はこれまで部外者として参加する機会をいただいてまいりましたが、運営に際して課題と考えられること、その背景にある浜通りが直面している課題について当事者の皆さんから直接伺うことがなかったことから、こうしたお話を伺えたことがまず貴重であり、そしてそうした課題にどう取り組んでいくのか、その難しさを感じました。
伺った課題に対して有効な取り組みを提案するということは率直に申してとても難しいと考えます。今回の報告会で伺ったお話を念頭に置いて今後の活動に取り組んでいくとともに、浜通りが直面している課題は浜通りに限らず多くの地域で直面している課題とも考えられることから、様々な地域の事例にも注目してまいりたいと考えております。フォーラムの皆様におかれましては、報告会に参加する機会をいただくとともに、議論をする機会をいただき、誠にありがとうございました。