活動紹介

2024/03/13

佐久間・浦川の自然と歴史、そして体験から学ぶ!(3月8-9日)

3月8日(金)
午後に現地入りし、パンプキンレディースのみなさんの指導を受けながら、郷土お菓子「ごまちゃん」の製作実習体験をしました。水と砂糖、水飴、ゴマを火にかけて混ぜ込んだものを、まな板の上できな粉をまぶしながら伸ばして2.5センチ幅に切り、数枚重ねたものをひねって5センチ長くらいで切る、出来上がったものを計りながら袋に詰める、といった作業を分担して行いました。完成後は、袋に入りきらなかった分をいただきながら、「ごまちゃん」の誕生経緯を中心に、パンプキンレディースのみなさんのお話を伺いました。中心人物は91歳、70代だとまだ若手だそうです!
その後、現地・山里いきいき応援隊の金田さん、大石さんのご案内による中部(なかべ)のまち歩きをしました。途中、現地・三輪商店の三輪さんにご協力いただき、中部の歴史や現状についてお話をしていただきました。2度の大火や佐久間ダムが地域の成り立ちに大きな影響を与えたこと、現地の産物といったものがほとんどなく、過疎化も急激に進んできていることなどのお話がありました。

3月9日(土)
昨日に引き続き、午前から午後にかけて、金田さん、大石さんのご案内で、浦川のまち歩きをしました。尾上栄三郎のお墓や五社神社、八阪神社、大下滝などに行き、浦川の成り立ちや歴史、自然について学びました。その中で、浦川歌舞伎や川合花の舞など、現地の大切な伝統行事についても伺いました。
過疎化の進行によって、行事の存続が危うかったり、小学校の統廃合、農協関連施設の撤退など、厳しい現状があるとのことです。昼食をとったレストランのご主人も、同じようなお話をしていらっしゃいました。
佐久間FWの今後の活動の方向性を考えるために、大事なことを教えてもらった現地FWとなりました。