活動紹介

浜松地域のジオツアーをオンラインで実施

 ジオパーク(保全と防災)班では、浜松・浜名湖ジオパーク構想にもとづいて地域の魅力を再発見・普及する活動を、浜松市学生生活協同組合との連携の下に進めています。本年はコロナウイルス対策の必要性から、自宅にいながら参加できるオンラインジオツアーの開発プロジェクトに力を入れています。
 本年9月5日の第1回オンラインジオツアー「奇跡の湖・浜名湖〜五感で体験する、ふるさとのジオドラマ〜」に引き続き、今回はオンラインジオツアー第2回「奇跡の川・天竜川〜あばれ天竜が生み出した?!浜松の大地と産業〜」を、ネット会議ツールZoomを用いて実施しました。参加したのは、浜松・湖西両市内の全小学校への募集に応じた23家族の方々です。
 司会・進行を鈴木准教授が静岡大学東部サテライト(伊豆市)において行い、現地案内人を学生の福山・小山教授・浜松工業高等学校の長野教諭が務め、他の学生たち3名は案内人の補助作業を行いました。案内したのは飛龍大橋・鹿島橋付近の天竜川の地形と治水・利水施設、ならびに安間川付近の土地利用景観です。実施前後には浜松市学校生活協同組合事務局にてシナリオ最終確認と反省会を行いました。参加者に対する実施後のアンケート結果では、ネット中継技術やシナリオ構成に大きな進歩があったことから、前回よりも格段に高い評価を得ることができました。

安間川の土手で案内人を務める福山めぐみさん(地域創造学環3年)
安間川の土手で案内人を務める福山めぐみさん(地域創造学環3年)
鹿島橋で現地案内人を務める小山教授
鹿島橋で現地案内人を務める小山教授
安間川付近で現地案内人を務める長野教諭
安間川付近で現地案内人を務める長野教諭
静岡大学東部サテライトで司会・進行を務める鈴木准教授
静岡大学東部サテライトで司会・進行を務める鈴木准教授